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フジキカイ社内のプラスチック利用

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社内を考えてみる

包装機械をつくるフジキカイ。
実は社内にも至る所でプラスチックは存在しています。
このプロジェクトを進めるにあたって、まずは社内の身近なプラスチックについて考えてみました。
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梱包資材のプラスチック

我々がつくり上げた包装機械。その機械を安全にお客様のところへ届けるため、必ず必要となるプラスチックが梱包資材です。
我々の業務に欠かせない資材ですが、年間でどれぐらいの量を使用しているのでしょうか。

  • ダイエットプチ 1本あたり1.2mの幅で42m
    年間消費量:1,812本

  • ポリエチレンシート 1本あたり1.8mの幅で100m
    年間消費量:180本

  • ノンスリットシートブルー 1本あたり1.8mの幅で100m
    年間消費量:10本

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素材こそ違えど、合計すると95,104m、およそ95kmに及ぶ長さのプラスチックを使用しています。
名古屋を基点とした直線にすると、伊勢志摩にまで達する距離となります。

ペットボトルの消費量

次に、フジキカイの中で消費するペットボトルの量について調べてみました。

  • THE BASE NAGOYA(愛知県北名古屋市):年間44,579本

  • THE BASE MINO(岐阜県美濃市):年間3,263本
     ※2024年4月~2025年3月までの消費量



今やドリンクは、ほとんどがペットボトルとなり、貴重なリサイクル資源となりますが、合計すると47,842本となりフジキカイの従業員一人当たりに換算すると、年間で約59本消費していることになります。
この数字はあくまでもフジキカイ社内だけの数値なので、仕事から離れたプライベートを考えると相当な量を消費していることが考えられます。

そして、販売しているパンなどに関しては、年間8,865個。
パンやお菓子の包装にプラスチックが使用されています。
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当社食堂でのプラスチック

最後に、当社食堂でのプラスチック利用について調べてみました。

  • ストロー 年間4,000本

  • 断熱カップフタ 年間6,750個

  • プラカップ 年間4,350個

  • プラカップフタ 年間2,670個
     ※2024年調査

日頃、何気に飲んでいるコーヒーやドリンク類だけでも、たくさんのプラスチックが利用されています。お客様にお出しする際は致し方ないですが、マイボトルなどを持参することも必要ではないでしょうか。

企業としてプラスチックと向き合うために

プラスチックそのものを、今すぐ、すべてなくすことはできません。
フジキカイ社内だけではなく、日常のあらゆるところにプラスチックは使用されています。私たちは、それをただ見ているだけではなく、プラスチックの削減、リサイクルという観点で未来を考えなくてはならないのではないでしょうか。
まずは、身近なプラスチック。
これを見直していくことから始めなければならないと思います。

包装方法の改善、飲み物の買い方、飲み方。
そんな日常を少し見直すだけでもプラスチック削減へとつながると考えています。
本当に必要な場面とそうでない場面を見きわめて、上手につきあっていくこと。

このプロジェクトでも、様々な切り口から「プラスチック」を考えていきます。