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大学生に聞いてみたら、プラまじは思ったよりちゃんと見られていた

プラスチック問題について、まじめに考える。
略して、プラまじです。どうも。

この活動もう既に始まって6か月以上たつんですね。はやい。
ひとつ大切にしていることがあります。

プラスチックを、悪者にしないこと。

環境問題の話になると、プラスチックは悪役として登場しがちです。
ドラマでいうと、不穏な音楽が流れるタイプのキャラ。

でも良く分かってもいないのに、態度を決めないようにしたい。
包装の観点から見るとプラスチックは衛生を守ったり長期保存できるようにしてフードロスに寄与しているし、おいしそうなパッケージは販売促進にもなる。
もちろん食品だけではなく、医療や防災の現場、服の繊維や文房具などいたるところで使われています。
つまり、単純な悪役ではありません。
便利すぎて、つい頼りすぎてしまう相棒です。
かなり身近です。

だからこそ、便利さに感謝しながら、簡単に意見を固めず、手の届く範囲でプラスチックってなんだろう、どうやって使っていこう、といったことをゆっくり考えたいんですよね。

で、今回は、このプラまじの活動が大学生にどう見えているのかを知るために、大学生を中心とした37名にアンケートを行いました。
できる限り忖度を避けたいので無記名で個人特定できないように。Formsって便利。
回答者は、2年生8名、3年生18名、4年生9名、大学院生1名、社会人1名。
文系29名、理系8名でした。

37名の声なので、「大学生全体はこうです」と大きく言い切ることはできません。
でも、小さな声も37個集まると、だいぶ輪郭が見えてきます。
さて、一緒に見ていきましょう。
まず、プラまじの第一印象を聞きました。

最も多かったのは「面白いと思った」が22名。
次に「まじめな活動だと思った」が13名。
「企業らしい取り組みだと思った」が8名。

これは、かなりうれしい結果。
プラまじが目指しているのは、まさに「面白い」と「まじめ」の間だからです。

まじめすぎると、急に距離ができます。
「環境課題に対する企業としての責務を……」と言い始めると眠たくなっちゃうし、ただの面白読み物コーナーにしすぎると軽くなります。

眉間にしわを寄せすぎず、でも目はそらさない。
プラまじが立ちたいのは、そのグルーヴです。
さらに、「プラスチックをただ悪者にしない」という考え方について聞いたところ、「とても共感できる」が19名、「やや共感できる」が10名でした。
プラスチックについての考え方でも、「便利だが使い方を考える必要があるもの」と答えた方が20名。
「食品や医療など、社会に必要な場面も多いもの」と答えた方が9名。

学生たちは、プラスチックを単純に否定しているわけではありませんでした。

便利さもわかっている。
必要な場面があることもわかっている。
でも、このままでいいとも思っていない。
プラまじのような活動を行っている企業に対して、印象が変わるかも聞きました。

「とてもよくなる」が24名。
「少し良くなる」が10名。
合わせると37名中34名が、企業への印象が良くなる方向で答えてくれました。

これは素直にありがたい結果です。
実際、「プラまじの活動で、もっと知りたいこと」を聞いたところ、一番多かったのは「企業が実際に行っている取り組み」で16名。
次に「プラスチックと環境問題の基礎知識」が15名。
「学生が参加できる企画」と「食品包装と安全性の関係」がそれぞれ8名。
「包装機械メーカーとしての役割」が6名。
「社員の小さな実践」が5名と続きました。

これは、とても前向きな宿題です。

活動名だけでは、届きません。
思いだけでも、届きません。
ロゴがかわいくても、それだけでは足りません。
もちろん、かわいいに越したことはありません。

なぜ包装機械メーカーがプラスチック問題を考えるのか。
食品包装と環境問題は、どうつながっているのか。
社員は日々の中で何を試しているのか。
学生や社外の人も関われる余地はあるのか。

ここを、もっと見えるようにしていく必要があるなあ。。。


自由記述では、こんな声がありました。

「プラスチック問題はなんとなく知っている程度で終わっている人が多い中、実際にその問題に対してアクションを起こしているところ。」

これは、素直にうれしい。

たしかに、社会課題は「知っている」で止まりがちです。

運動した方がいい。
早く寝た方がいい。
部屋は片づけた方がいい。
エコバッグは持って行った方がいい。

知っていることと、やることの間に、なかなか深い谷を持っています。
だからこそ、プラまじでは、完璧な正解を語るよりも、まず小さく動いてみることを大切にしたいと思っています。

社内でタンブラーを使ってみる。
身近な素材でプラスチックのことを考えてみる。
食品包装の役割を調べてみる。
社員が感じた違和感を、記事にしてみる。

ひとつひとつは、大きな話ではないかもしれません。
でも、大事なのは軽率な一歩かな。と思っています。

一歩が増えると、活動になります。
活動が続くと、少しずつ文化に近づきます。

もうひとつ、印象に残った声があります。

「外部から判断できる限りでは、ゆるく実践しているようなところが好感。」

この「ゆるく実践」という言葉。
プラまじにとって、かなり大事なヒントでした。

社会課題に取り組む活動は、ときどき立派になりすぎます。
もちろん、それも必要な場面はありますが。

でも、立派すぎると、少し遠くなります。
「すごいですね」とは思うけれど、「自分もやってみよう」とはなりにくい。

プラまじは、もう少し生活に近い場所にいたいと思っています。

完璧な環境活動家でなくてもいい。
毎日マイボトルを忘れずに持っていける人でなくてもいい。
昨日エコバッグを忘れてレジ袋を買った人でもいい。
というか、それが私たちです。

大切なのは、気づいて、少し試して、また考えることです。

そして今回、こんな声もありました。

「牛乳からプラスチックにする独創的な考えが面白かった。」

牛乳からプラスチックを作る。なんか文字にすると変な感じですね。
でも、こういう小さな実験こそ、プラスチックを「自分ごと」に近づけてくれるのだと思います。

プラスチック問題と聞くと、少し大きく感じます。
海、地球、社会、企業、制度。
急にスケールが大きくなり、こちらはただの人間なので少し後ずさりします。

でも、牛乳なら冷蔵庫にあります。
レモン汁や酢なら台所にあります。

そこから「プラスチックって何だろう」と考える入口ができます。
大きな問題に、小さな手触りをつくる。
プラまじがやりたいことは、そういうことなのかもしれません。


今回のアンケートでは、企業のCSR活動についても聞きました。
CSR活動とは、企業が利益だけでなく、環境、地域、教育、福祉など、社会にとって大切な課題に取り組む活動のことです。

結果を見ると、「とても重要だと思う」が27名。
「ある程度重要だと思う」が7名。
合わせると37名中34名が、企業のCSR活動を重要だと考えていました。

かなり前向きな結果です。

ただし、学生の目は、やはり甘くありませんでした。
企業のCSR活動への印象としては、「社会に必要な活動だと思う」が26名。
「企業の考え方が見えていいと思う」が11名。

一方で、「本気度が分かりにくい」が5名。
「採用や宣伝のためにも見える」が4名いました。

ここが、とても大事です。

学生は、企業の社会活動をちゃんと見ています。
でも、全部をそのまま信じているわけではありません。

「ところで、それは本気ですか?」

この一言が、心の中にあります。

企業としては、少し背筋が伸びます。
でも、これはとても健全な視点です。

CSR活動は、きれいな言葉だけでは続きません。
本業とのつながりが必要です。
社員が関わっている実感も必要です。
そして、一度きりではなく、続けていくことが必要です。
実際に、CSR活動を見るときに重視する点として最も多かったのは、「活動の内容が社会に役立っているか」で15名でした。
次に、「一時的ではなく続いているか」が7名。
「企業の事業とつながっているか」が6名でした。

つまり、学生はちゃんと見ています。

言っていることより、やっていること。
始めたことより、続いていること。
見せ方より、中身。
本業から浮いていないかどうか。
これは、プラまじにとっても大事な宿題です。

自由記述には、こんな声もありました。

「プラスチックの必要性を認識したうえで活動する誠実さが見えた」
「プラスチックを一方的に否定するのではなく、安全性の役割を認め、環境問題に取り組んでいる点」
「ただプラスチックを使うのでやめろという活動ではなく、社員にタンブラーを配布するなど代替案を出し、会社が用意している点が好印象」

この言葉は、プラまじにとって大切な確認になりました。

プラスチックを一方的に否定しないこと。
便利さと課題の両方を見ること。
包装機械メーカーとして、自分たちの仕事とつながるテーマとして考えること。
そして、口だけでなく、小さくても代替案や行動を用意すること。
一方で、改善の声もありました。

「情報量と露出を上げてほしい」
「一般の人に起きるメリットを詳しく知りたい」
「画像や文章にメリハリをつけて、読み手が飽きない工夫をしたらよい」

これも、とてもありがたい指摘です。

つまり、プラまじはまだ説明不足です。
そして、少し真面目に語りすぎると、読者が途中で旅に出てしまう可能性があります。
心だけでなく、画面のスクロールも離れていきます。

だからこそ、これからは、もっとわかりやすく伝える必要があります。

プラスチック問題の基礎知識。
食品包装と安全性の関係。
企業として実際に行っている取り組み。
社員の小さな実践。
学生が参加できる企画。
包装機械メーカーとしての役割。

こうした内容を、難しくしすぎず、でも薄くしすぎず、届けていきたいと思います。

今回のアンケートは、37名という小さな調査です。
これだけで、大きな結論を出すことはできません。

でも、小さいからこそ、声の温度が見えました。

学生は、企業の社会活動に関心がある。
ただし、きれいな言葉だけでは納得しない。
本気度を見ています。
継続性を見ています。
事業とのつながりも見ています。

こちらが「ちょっと良い感じに見えるかな」と思って出したものも、たぶん見抜かれます。
こわい。
でも、ありがたいです。

プラまじに対しては、「面白い」「まじめ」「共感できる」「もっと知りたい」という反応がありました。

これは、応援でもあり、宿題でもあります。

もっと知りたいと言ってもらえたなら、もっと伝える。
ゆるく実践しているところが良いと言ってもらえたなら、その小さな実践を続ける。
本気度が見られているなら、本気度が伝わるくらい、地道に積み重ねる。

プラスチックを、ただ悪者にしない。
でも、見て見ぬふりもしない。

便利さに感謝しながら、使い方を考える。
課題から目をそらさず、できることから試してみる。

大きな正解を、いきなり出すことはできないかもしれません。
でも、小さな問いを持ち続けることはできます。

今日使った包装は、どこから来て、どこへ行くのか。
自分たちの仕事は、社会とどうつながっているのか。
企業が社会課題に向き合うとは、どういうことなのか。

プラまじは、これからもその問いを考え続けます。

まじめに。
でも、まじめすぎて誰も読まなくならないように。

少し笑いながら。
でも、笑って終わりにならないように。

プラスチック問題について、まじめに考える。
略して、プラまじ。

テーマは、けっこう重い。
切り口はちょっと軽い。
でも、だからこそ、ちょうどいいのかもしれません。