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プラまじ×REMARE様でつくった商談テーブルを中部パックで展示しました!

廃プラスチックが、商談の場に生まれ変わる。
プラまじ×REMARE様でつくった商談テーブルを中部パックで展示しました!

私たちの身の回りには、家電、スマホ、食品包装など、さまざまな場面でプラスチックが使われています。
一方で、廃棄や海洋ごみの問題などをきっかけに、プラスチックに対して厳しい視線が向けられる場面が増えているのも事実です。
だからこそ大切なのは、「使うか、使わないか」という単純な二択ではなく、どう使い、どう循環させていくかを考えることだと私たちは考えています。

その考えをかたちにしたのが、今回制作した商談テーブルです。
プラまじプロジェクトの初の試みとして、REMARE様とのコラボレーションにより、廃プラスチックを再利用した板材を用いた商談テーブルを製作しました。
パネルでも紹介した通り、回収された廃プラスチックは粉砕され、型に流し込まれ、熱と圧力を加えて成型されることで、新たな素材へと生まれ変わります。完成した板材は、もとは不要とされていたプラスチックでありながら、見た目にも個性があり、素材としての新しい魅力を感じさせる仕上がりとなりました。
今回のテーブルは、単なる展示物ではありません。
中部パックの会場では、実際に商談の場で使うテーブルとして設置しました。
つまり、役目を終えたプラスチックが、もう一度「人と人が出会い、話し合う場」を支える存在になったということです。
環境配慮の象徴として置くだけではなく、実際の用途を持った什器として使うことで、再利用材の可能性をより具体的に感じていただける展示になったのではないかと思います。
テーブルの天板には、さまざまな色の粒が混ざり合った表情があり、見る角度によって印象が変わります。
均一で整いすぎた工業製品とは少し違う、その素材感自体が、回収されたものに新しい価値を与えるという今回の取り組みを象徴しているようにも感じられました。
商談テーブルという実用品に落とし込んだからこそ、「リサイクルは遠い話ではなく、すでに使える形になりうる」ということが、より伝わりやすくなったように思います。

フジキカイは、食品、医薬品、水産、農産、畜産、工業、化学製品などの自動包装機の製造、開発を担う企業として、包装が社会に果たしている役割を強く認識しています。
衛生性や安全性、品質保持、物流効率の面で、包装は社会を支える大切な仕組みのひとつです。
その一方で、素材の使い方やその先の循環について、より深く考えていく必要があることもまた確かです。
プラまじは、まさにその両方を見つめながら、プラスチックとどう共存していくべきかを考え、行動していくためのプロジェクトです。

今回のREMARE様とのコラボレーションは、その考えを具体的な形にした第一歩でした。
プラスチックを一方的に悪者にするのではなく、役割を理解した上で、使い方と循環の設計を見直していく。
そうした姿勢を、これからも私たちらしい形で発信していきたいと考えています。


プラまじは、これからも「プラスチックを減らすか増やすか」という単純な議論ではなく、社会にとって本当に必要な使い方とは何か、その先にどのような循環をつくれるのかを考え続けます。
今回の商談テーブルも、その問いに対するひとつの実践です。
展示をきっかけに、包装や素材の未来について考える人が少しでも増えていればうれしく思います。